(5)自慢したり、誇りに思ったりするようす。
1 目が高い 2 鼻が高い 3 声が高い 4 頭が高い
問題Ⅴ 次の(1)から(5)の言葉の使い方として最も適当なものを、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)それとも
1 箱の中身はスカーフ、それともセーターでしょう。
2 18歳未満の場合は父親、それとも母親の許可が必要です。
3 あしたうかがいます。それともあさってになるかもしれません。
4 あなたが知りたいのは住所ですが、それとも電話番号ですか。
(2)夢中
1 彼は新しいアイデアに夢中している。
2 弟はテレビゲームに夢中だ。
3 わたしはそのとき、夢中に悩んでいた。
4 今日本では若い人の間で何が夢中ですか。
(3)作法
1 新しいパソコンの作法がわからない。
2 おいしいパンの作法を習いたい。
3 祖母は礼儀や作法にきびしい。
4 日本語を教える作法を勉強している。
(4)たまたま
1 ぼくはひまがあると、たまたま映画を見る。
2 たまたま遊びに来てください。
3 弟はたまたまいたずらをする。
4 きのうはたまたま父と同じバスで帰った。
(5)せめて
1 100点がとれなくても、せめて80点はとりたい。
2 どんなにがんばっても、せめて50点しかとれないだろう。
3 がんばったので、せめて60点とれた。
4 前回の試験は、せめて40点だった。
問題Ⅵ 次の(1)から(5)の下線をつけた言葉の意味に最も似ているものを、それぞれの1・2・3・4から一つ選びなさい。
(1)木村さんは冷静な人だ。
1 しずかな 2 おちついた 3 つめたい 4 うごかない
(2)この葉はあらゆる病気にきくそうだ。
1 大体の 2 すべての 3 新しい 4 難しい
(3)犯人はいきなりナイフを取り出した。
1 初めに 2 うっかり 3 いつのまにか 4 突然
(4)あの人は日本でもっとも人気がある歌手だ。
1 一番 2 最近 3 ずっと 4 わりに
(5)この問題はかなり難しい。
1 ほぼ 2 やはり 3 そうそう 4 きっと
問題Ⅰ 次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。答えは、1・2・3・4からもっとも適当なものをひとつ選びなさい。
数学に関してぜひとも言っておきたいことがあります。
数学が嫌いな人が多い理由の一つは、数学はできるかできないかがはっきりしているためです。できないとどうしても嫌いになるのです。そこで、ぼくがどうやって数学を勉強してか、それについて話をします。
ぼくは、14歳のとき、夏休みにずっと親の別荘にいて、昼間ずっと数学の問題を解いていました。数学の分厚い問題集の中の問題を解く。これはけっして日本人ができないことではありません。ただし、日本人の多くの学生は、問題をちょっとだけ考えて、すぐできればいいけれども、できないかったらすぐに解答のページをめくって「ああ、なるほど」と納得して、つぎの問題に移るのです。これではダメです。(中略)それでは頭の中に残りません。自分にとっては、どちらかというと失敗の体験なのです。問題はとけなかった。解答を見てわかったけれども、解かなかったのです。
ぼくはそうではありませんでした。ぼくは問題は自分の力で解くべきだと考えて、それを断固実行したのです。5分や10分でできた問題もあれば、30分も1時間もかかった問題もよくありました。1時間でもできない問題の場合には、ぼくはベッドの下の引き出しに入りました。横になってふたを下ろすと、まったく暗闇の中です。その身動きができない状態で数学の問題を考えたのです。