問3 ③「たいへんなものと言わねばなるまい」とあるが、どうしてたいへんなものなのか。
1 たった六字で「予想している以上に効果があります。だまされたと思って、ためしてみて」と言うことを伝えているから。
2 たった六時で名詞の用法や副詞的な使い方やさまざまな意味が含まれている言葉だから。
3 たった六時で日本人には通じるが、外国語に翻訳するのはとてもむずかしいことばだから。
4 たった六時で「もっと激しく、ときには衝撃的に作用する」と言う意味を日本人に伝えてしまうから。
問4 ④「日本人なり尺度がある」とあるが、何に対する尺度。
1 言葉に対して
2 ためすということに対して
3 裏切るということに対して
4 テレビコマーシャルに対して
問5 「結構」と言う言葉は、ここではどんな意味を持っていると筆者は考えているか。
1 とてもいい 2 予想以上に 3 満足な 4 たいへんな
問6 筆者がこの文章で一番言いたいと思われるものはどれか。
1 日本人の期待に対する尺度は控え目である。それが言葉にもよくあらわれている。
2 日本人は疲れている。だからドリンク剤に使われる言葉も重要だ。
3 日本語は一つの言葉にいろいろ意味がある。だから翻訳するのはむずかしい。
4 日本人は「きます」と言う言葉が好きだ。だからコマーシャルにも使われている。
問題② 次の(1)から(2)の文章を読んで、それぞれの問に対する答えとして最も適当なものを1234から一つ選びなさい。
(1)
情報化社会という言葉を聞く機械が増え、非常に難しい議論が交わされているのに、[ずいぶん低い次元のところで、およそ情報化とはマッチしないような現象が目につく].元来、情報量が増えるにつれて大切になってくるには、必要な情報が正確に速く相手に伝えるということである。こんなことは別に難しい話をしないでも分かりきっている。
にもかかわらず、私たちは日常の生活で、何かがあいまいなために不愉快な思いをしたり、苦労させられたりすることが多い。
情報量が増えるから、確率に言っても、そういうことが生じるのはが仕方ガないという言い訳はおかしい。あいまいさをなくす努力をしないで、情報化などというのはナンセンスだからである。